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クレーンの先をつかんで、再度木材を持ち上げようとしてるのかな??とにかく見てる方も緊張・・・
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先週よりだいぶ骨組みがしっかりしてる。あの藤縄はここに使われてるらしいです。運行中に山が大きく揺れるのですが、その揺れを弾力のある藤の力で元に戻すそうです。また「逆ハの字」の裾部分(?上部)が開いていかないように、しっかり縛られてるそうです。
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手前の白い綱が、でか山を引っ張る綱。綱引きの綱を想像してもらえばいいかな?今年新しく新調したそうです。触ってみましたが、さすがおニュー。とても柔らかかったです。今まで使ってたのは、油や水分などいろんな物がしみ込んでいて、固くて黒かった・・・でもこの綱もきっと1日で真っ黒になっちゃうのかな。。ということで、かなり貴重な撮影だと思われる(*^m^*)
ムフッ
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でか山と新しい綱をつなぐ部分を真剣に見つめてます。。「綱元(つなもと)」かな?でか山では「後見」「梃子」「車元」・・・などなど皆それぞれ担当が決まっています。綱元はでか山と曳き手をつなぐ綱の状態に気を配り、安全に運行できるようにします。 |
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先週のおばちゃんたちも作業してました。飾りに新しく紙を張っています。とても丁寧に作業がすすめられていました。
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平日にも集まって飾り作りをされてたそうです。ここの中にあるのはできあがったもの。1つ1つ色を塗りなおしたり紙を張りなおしたり。。とてもきれいに仕上がっています。
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山王神社内。きれいに整備してるようです。
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今日の作業はここまで。次の作業までこの状態で置いてあります。 |
5/1(Sun) |
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ムシロ張りが終わり、あとは飾りをつけるのみ。いよいよですね~。これは前から見たデカ山。
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こちらは後ろから見たデカ山。 |
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こんな所にスピーカーがついてたんですね。初めて知りました。当日はここから木遣(きやり)の声が鳴り響きます。
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先日恐そうに思えた場所も、ムシロが張られると少し安心して見られます。当日はここに子供たちがよじ上ります。ちなみにデカ山に上っていいのは男の子だけです。う~アニモも上りたかったけど女捨てるわけにもいかないし・・・残念(´・ω・`)
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5/2(Mon) |
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「人形見」といって、デカ山に飾る人形を皆にお披露目します。デカ山を飾る人形は、数少ない人形師によって作られます。山町と相談し歌舞伎や芝居の名場面からその年の出し物が決められます。今年の鍛冶町・魚町・府中町はそれぞれ「平治の乱 義朝の館」「橋弁慶」「一の谷嫩軍記熊谷陣屋」が飾られます。今年はいつにもまして煌びやかです。
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子供木遣衆。木遣の後、「七尾まだら」に乗せて舞います。見物人は人形宿を巡回して前夜祭気分を味わいます。
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5/3~5 |
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「5/3~5」と記載してますが、すべて5日の写真です( ̄ー ̄)ゞスマンスマン
5/3午後9時から鍛冶町、5/4午前0時から府中町、午前8時から魚町のでか山が曳きだされ、4日正午すぎに3台が大地主神社に集まります。それからまた順々にそれぞれの町に曳き帰り、夜見せをします。
5/5は早朝からそれぞれの町から曳きだし、正午にここ能登食祭市場前に揃います。
左から魚町・府中町・鍛冶町のでか山です。
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でか山には子供がたくさん乗っています。重さ20トンのでか山に、多い時はぎっしり子供が乗ります。もちろんその分重くなります。人手が少ない時(雨の日)などは下ろされます。
梃子を入れた時などかなり揺れます。ゆっさゆっさ・・・。見てる方がハラハラ。。
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今日も子供木遣が舞います。七尾まだらの何か懐かしい音色、真剣な子供達の舞にはぐっとくるものがあります。
回りにはカメラマンがたくさん。まぁ、わたしもその一人ですけどね・・・(´~`ヾ) ポリポリ・・・
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木遣り音頭に合わせ、皆息を揃えて曳きだします。
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これは進行方向の後ろ側。後ろでも子供木遣ががんばっています。
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進行方向を修正するには「梃子(てこ)」を車輪の下に差し込みます。この写真では、手前から梃子を入れることによって向こう側に前輪がずれ、方向を修正します。ちなみに私の母は、初めてこの光景を見た時「車輪の下にある小石を取り除いてるの?」と言いましたヾ(--;)ぉぃぉぃ
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こちらはでか山のブレーキにあたる車止め。「スコーン」という音とともにでか山は止まるのですが、スピードがある時はずるずると押されます。
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こちらは辻回しといって、でか山を90度方向転換する場合に大梃子をもって前車輪を持ち上げて、
小車(地車)をはめ込んで一気に方向を変えます。
掛け声も勇ましく、長さ8mの大梃子に若連中が鈴なりになって曳き山の前車輪を浮かせます。
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若連中によって前車輪が浮いたところに一気に地車の心棒を入れます。入れるタイミングを間違えると20tものでか山によって破損してしまう?!緊張の一瞬です。「車元」によって只今無事地車が設置されました。 |
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前輪が持ち上がりました。真ん中に小車があるのがわかりますか?これで方向転換します。
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でか山の中はこんな感じ。下から見上げた図。藤縄によってしっかり支えられてるのがわかります。子供たちはここを上って上までいきます。
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ちょっと休憩。か、かわいい(*ё_ё*)きゅん・・小さな小さな山衆です。「こっち向いて~♪」・・・おやおや???
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知らない間にカメラマンに囲まれていた子供達。みんなのアイドルです。早速反対側にまわって、子供達を撮影するカメラマンを撮ってみました(笑) |
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でか山が細い路地を通ります。曳き手はこの通り老若男女さまざま。「ワッショイワッショイ」
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これはでか山の後ろ側。この道では後ろからも引っ張るんです。少し傾斜した道(普通に歩いてたらわからない程度)なのですが、でか山が通るとかなりのスピードが出てしまい、とても危険。なので反対側からも引っ張ってスピードを抑えてるというわけ。
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「ストップストップ~!!!」例のスピーカーから大きな声が響きます。声がしてからもかなり前に進んだ模様・・・。
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あらら・・電柱にぶつかっちゃいました。でも観光客は大喜び(*^m^*) ムフッ |
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こちらも勢いあまってでか山同士で衝突~♪「おぉ~」と歓声(?)が起こります。衝撃でゆっさゆっさとでか山が揺れてます。
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仙対橋に3台のでか山が揃いました。さすが迫力があります。これが5日14時半。このあとそれぞれの山町に戻り、23時頃、3日間にわたる祭りは終了します。
ぜひ来年は一緒にでか山を曳きましょう♪
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