のとコムスタッフが菱餅・斗棒餅を製造している粟津屋さんへ取材に行きました。
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▲蒸しあがったばかりのもち米。湯気がぷわぁ〜っとあがります。工場内は一段ともち米のいい香りで包まれます。
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▲人力の杵と臼だと「ペッタンコ、ペッタンコ」という調子ですが、さすが機械!高速でドッスン、ドッスンとつきあげていきます。
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▲高速でクルクル回ってます。こちらはつきあげたお餅を3等分してこの機械にかけて丸めています。手作業の場合、粉をつけるため、その粉がカビに見え、嫌がる人が多いんだとか。
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▲高速クルクル(?!)を終えたお餅を木箱に入れます。結構大きな箱ですね。この状態で2日ほど置いて固めます。
こちらの写真のピンクの斗棒餅はネット販売しておりません。ゴメンナサイ・・・
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▲こちらは2日間寝かせて、切り分けたもの。こちらは「めかぶ」。切り分けた状態でさらに1日寝かせます。ちなみにめかぶは輪島の朝市から取り寄せているそうです。たっぷり入っためかぶががとてもキレイ! |
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▲ネットでは販売しない商品もたくさん工場にありました。金時餅にあべかわもち・・・。あぁ〜よだれもんです!京子店長も思わず凝視! |
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▲切り餅を袋詰めしていきます。切った時に切り口から出るクズを1つ1つキレイに手ではらいながら詰めていきます。
ネット販売するとぼ餅は、ほんのり塩味のとぼもち。砂糖の入った斗棒餅もあるのですが、夏場などは砂糖がとけてくるそうです。地元の人はそのことを承知のため、必ず冷蔵庫で保存するのですが、全国発送となると周知してもトラブルになる可能性があるため、砂糖入りは販売しないそうです。ちょっと残念〜!
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▲「年末は24時間働きっぱなし」と語る粟津さん。斗棒餅は昔はよく家庭でも作られていましたが、最近では地元でも若い人は知らない人もいます。それでも年間通して斗棒餅はよく売れるそうで、金沢などからも注文があり、卸しているそうです。
「僕は昔よくおやつに斗棒餅を食べました。うちの子供は、朝食に斗棒餅の切れ端を食べますよ」と粟津さん。んまぁ〜なんて素敵な朝食!粟津家の子供になりたい〜っ!うらやましいですっ!
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▲創業者の粟津さん。なぜお餅屋さんを創ろうと思ったんですか?との問いに「子供が小さいとミルク代稼がにゃならんやろ?!なんかせにゃならんって思うてなぁ〜。」とニコニコお話してくださいました。
粟津さんとお話していると、こちらも自然と穏やかな気持ちになってしまうというか、つい顔がほころんでしまうというか・・・やさしいお人柄がにじみ出ています。
そしてお人柄が商品にとてもよく出ているように思います。素朴でとてもやさしい味。いつまでも粟津屋さんの味を守り続けてください。 |
のとコムスタッフが斗棒餅を試食してみました。
今回試食したのは、取材に行った時にいただいたキビ入り斗棒餅。
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▲昔は石油ストーブの上で焼いたそうですが、現代風(?)にテフロンのフライパンで油をひかずに焼いてみました。
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▲ふっくら、こんがり焼きあがってきました。粟津家でもフライパンで焼くそうです。 |
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▲焼き方は通常のお餅と同じ要領ですので、網でもトースターでも焼けます。こちらはグリルでも焼いてみました。こちらもふっくらと焼きあがりました。
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▲左がフライパン、右がグリルで焼きました。見た目は特に変わりません。 |
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▲さっそく試食!「あちちち・・」と言いながら頬張ります。雑穀を練りこんである分、伸びはあまりよくないかな?わりとすぐブチッと切れます。「うん、うまい!」と一言。自然と笑顔がほころびます。 |
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▲素朴なお味で、ほんのり塩味。子供には少しものたりない味だったのか、その後だし汁につけて食べていました。キビや塩味が主張しすぎていないので、鍋などに入れてもOKです!結局3個完食〜!
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▲別の日。よもぎの斗棒餅を試食しました。よもぎ餅がバックと同化してる・・保護色でわかりにくくてスミマセン・・・。キレイなよもぎ色です。 |
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▲では角度を変えて・・・あ、、やっぱりわかりにくいですね・・ごめんなさいm(_ _)m 上で試食したキビ餅よりはよく伸びるようです。 |
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「においがすげー!(←子供ならではの表現で、香りがいいという意味です)うんま!」と大満足。「味は・・・ない。ちょっとだけ少し塩の味するかな。」と一言。ほのか〜な塩味が良い仕事をしています。そして癒されるよもぎの香り・・・
「餅のアロマテラピーやー!」(彦麻呂風) |