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@麺生地
小麦粉、食塩、水をよく混ぜ合わせ生地をつくります
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A足ふみ
踏み板の上で麺生地を足踏みし、薄くなったら重ねて再び足踏みします。
この行程を繰り返す事によって、より強いグルテンの組織が形成されます。 |
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Bのし
厚さ10センチ程の 円盤状に延ばします。
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C板切
渦巻き状に包丁を入れて10センチ角程の大きな麺帯を作ります |
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D細目
この麺帯を引き延ばしながら、たらいの中に渦状に巻いていきます。
このとき麺がくっつかない様に打ち粉を使います。
(他の製麺地では麺がくっつく事や乾燥を防ぐために油を塗ったりしますが、
氷見では打ち粉を使います。このため、油独特のにおいがなく、麺の旨味が生きます) |
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Eねかし
この状態でめんを数十分寝かし、熟成させます。
このねかしが不十分だと麺が延びず、切れやすくなります。
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Fこなし
再びD細目の行程を数回繰り返し、徐々に細くのばしていきます。
このとき延ばすだけでなく、同時に撚りを掛けるのも手延べの特徴です。
(ねじる事によって、縄のようなグルテンが形成されます) |
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Gかけば
小指位の太さに延ばしたところで、2本の棒にこの麺線を8字形に
あやがけします。
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Hねかし
あやがけしたものを、乾燥しないように室箱の中で寝かします |
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I小引
途中で1、2回、竹棒の一本を固定し、もう一本の方を手で引っ張って全体を延ばします。 |
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J門干
最後に棹に掛けて、さばきを入れながら更に延ばしていき、2本の棒の距離が2メートル程まで延ばし仕上げます。 |
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K箸分け
隣り合った麺がくっついてしまわない様に、箸をいれて離します。
(Gかけばで8の字に麺を掛けているため離しやすくなっています。)
その後、時間をかけてゆっくりと乾燥させます。
麺は乾燥すると縮もうとしますので、その都度棹をゆるめる必要があります。 |
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L小割り
乾燥終了後、適度な長さに切り分けます。 |
以上の様に手延べの工程は延ばしと寝かしの繰り返しで、手間と時間は大変なものです、生地作りから延ばし終わるまで夜間作業も入ってほぼ一昼夜を要します。乾燥の時間も含めると2〜3日かかります。(寝かしは各行程に行いますが、説明の都合上2箇所のみ表示しました) |

一食分が美しいパッケージに入って、ご贈答に最適です。 1袋12cm×12cm 95g
【氷見手延べうどんについて】
うどんの美味しさは、ツルツルとした喉ごしとシコシコとした歯ごたえ、そして噛んだとき口に広がるうまみ、この3要素できまります。このバランスを追求した結果、もちっとした食感のコシを生み出す歯ごたえのある「農林61号」と、うまみのある無農薬契約栽培「南部小麦」をブレンド、そして素材の持ち味を十分に引き出す独自の手延製法にたどりつきました。綾織の糸を紡ぐように、丁寧に丁寧に心をこめてつくりました。どうぞご賞味ください。
【おいしいお召し上がり方】
@大きめの鍋に本品1ケに対しお湯1リットル以上を沸騰させ、麺を入れます。
A再び沸騰してから、ふきこぼれないように火力を調整しながら、7〜8分間茹でてください。(ビックリ水は不要、麺の芯が絹糸1本残る程度が目安です。)
Bお好みの固さになりましたら、ザルに取って冷水でよく水洗いします。夏場は特に冷たい水を使っていただくと麺がキュッとしまります。
Cそのままザルで、又は再度温め、かけうどんとしてお召し上がり下さい。
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